ムラサの独白なSS

たまに、昔の夢を見ることがある。





手を伸ばしても、何も掴めない。
もがいても、もがいても、ただひたすらに沈んでいく。

周りの冷たさが、まだ残っている私の体温を奪っていく。
周りの海水が、私を浸蝕し私を私でないものに変えていく。

息が、できなくなる。
肺に込めていた酸素が薄れていき、体の中に冷たい水が流れ込んでくる。

苦しい。

刻一刻と苦しみは増してくる。
自分で感じられる許容量を遥かに超えた苦しみが私を押し潰す。



そして、私は。







…そこで、目を醒ます。

ぐちゃりと嫌な湿気を肌に感じながら体を起こすのだ。



私は幽霊ではあるが実体を持っていまここにいる。


だが私の躯はどうだろう。
今もあの冷たい海の底にある。
長い時間が経っても、腐敗でぐちゃぐちゃになっても独りきりで、きっとまだそこにいる。



そんなことを思いながら、また深い眠りへ微睡む。



独りきりの私の躯はこうして幽霊となった私を怨んでいるのだろうか。
地上に戻り、船を駆り、仲間に囲まれて暮らす私を憎んでいるのだろうか。



もしそうなら、時折見るこの夢は残された私からの罰なのか。


――――――――――――

そんなムラサの独白。うぉぉムラサうぉぉ!

イベントで買ったムラサ本がめちゃくちゃ好みだったのでムラサ株が急上昇しております。

そーなのよねぇ。ムラサって幽霊だから死んでるんだよね一応…。
最近気付きましたが暗い過去のあるキャラに惹かれる、または勝手にやたらと暗い過去設定を捏造する傾向にあるようです自分。いわゆる厨二設定ですごめんなさい。

東方、気になるところ

東方は自己設定妄想の入る余地があるところが多い。ので、自分が気になるとこを書き連ねてみる。


紅魔メンツの加入エピソード
レミリアパチュリーの関係
咲夜さんはなぜ従者になったか
レミフラってどっちが強いの?
めーりんって何の妖怪?
こあの立ち位置

もりやけの現世時代
かなすわの過去話
妖怪の山、天狗の社会について

地底の社会について
地底メンツのそれぞれの立ち位置と関係
地上との交流復活後の地底の変化

星組メンツの白蓮封印から星蓮船ストーリー間までのお話

個々の戦闘能力考察と対戦カードによる相性の考察
人間側の人達の関係



こんなところか…妖と永については一次設定の時点でかなり掘り下げられてるから自分の妄想力では掘り下げれないかなぁというだけで好きですよ?
紅地星あたりが多いですが紅はすでにかなり多くの研究がされてるのでこれも自分ではとてもとても…。そんなわけで比較的まだ新しい地と星の考察が好きですねぇ

あけました

ちょっと書いただけで放置していたけど多分これからもこんな感じになりそう・・・

そんなわけで開けました。いまさらですが。



今年開拓したいジャンルというか掘り進めたいジャンル
○東方
・さとパル
元々さとパル好きだったので色々書きたい!
・もりやけ
早苗、神奈子、諏訪子の3人のお話をもっと読みたいー。
星蓮船
設定からちゃんと読み直して色々考えたいー。主にカプで考えたいのはムラいち、ナズ星、星聖、ぬえ聖のあたり。
・その他
ムラ燐(ムラサ×お燐)は何気にありだと思うのよ。元々ムラサ達は地底にいたわけだから面識もあるでしょ多分。あとはどう絡ませるか、性格的には合いそうだけど…?
こがいち(小傘×一輪)っていうのを考えたんだけど考えただけであまりまとまらない。雨と雲だから相性は良いと思うんだけどなー。「こがいちは恋の雨雲!」みたいなね!ww

カービィ
擬カビちゃんコスをやっているのもあるけど、カービィちゃんでも何か色々と考えたいですねぇ。オリカビはあまり考えつかないので基本的にゲームやアニメで出てたようなキャラでしか考えられないけども。
とある小説の影響でナックルジョーがひどく大好きだったりますww
ヘルパーの擬人化とかそのカプとかも考えてみたいですねー。絵心ないのに文章だけでそんなことできるのか・・・?www
ま、考えるだけはタダなので(ぉ

○有名どころ?とか
名前は聞いたことあるけど詳しく知らないー、っていうのがあまりにも多いのでもうちょっと手を出していこうかと思います。忙しくても時間は作れるし何だかんだでゲーム買ったらやってるし!!www



そんなこんなでこちらもちらほら書いてこうかと思うのでありました。

さとパルSS その1

地底、渡る者の途絶えた橋には橋守がいる。橋姫の水橋パルスィである。彼女は旧都と地上を結ぶこの橋を見守り、橋を渡る者の無事を祈り守護する。と同時に、渡るべきではない者が旧都に流れないよう、逆に地上へ出ないようこの要所を守る番人でもある。



といっても、地底と地上の交流が開かれた今では、行き来をする者を厳しく監視する必要もなくなり(元々殆ど行き来も無かったが)、仕事とは名ばかりで精力的に課せられた業務を行う必要も無かった。




「…今日も誰も来ない。」

橋にいる必要は実際のところは特に無い。しかし、旧都に積極的に関わる気はパルスィには無かった。

「まぁ、誰かが来ても妬むだけなのだけどね。」

彼女の能力…嫉妬心を操る能力…が理由である。自分の能力は知っている。それは人の心を破壊することができる能力。やたらめたらに発動させる能力ではないとはいえ、この能力を持ちながら多くの者が存在する社会で生活していくのが他の者にとって危険なのは十分にわかっていたし歓迎されるような能力でないのもわかっている。

そもそも嫉妬狂いでもある彼女にとって、他者と関わるということは嫉妬の種を増やすのと同義であり、他者との関わりを極力避けるのは自分にとっても望ましいことだった。

そうして今日もパルスィは橋で一人きりで佇み、誰も来ない橋を見守っているのであった。





「…くしゅん」

いつの間にか体が冷えていた。そういえば季節は冬に入る。旧都では雪もちらほら降り始めた頃だとヤマメ達が言っていた気もする。

「…失敗したわね。」

もう少しいつもより暖かい格好をするんだった、と続けながら家の中に何か羽織るものなどはあったかと考える。

「羽織るものでしたらありますよ。」

急に掛けられた声に驚いて顔を向けると、寂しげな風景には似つかわしくないファンシーな洋服を着た小柄な少女がいた。

「さとり?」

さとりと呼ばれた少女はパルスィの元へ歩いてくる。

「はい、寒いでしょう?」

笑顔を保ちながら彼女は手元に持っていた布をパルスィに手渡す。さとりの趣味なのか可愛らしい色で彩られたケープだった。

「あ、ありがとう。」

きょとんとしながら受け取る。

「…いえ、こちらこそありがとうございます。」

なにが?、と思ってハッといま頭をよぎった思考を思い出す。さとりは相変わらず笑顔を湛えているが先ほどとは笑顔の質が違う。文字通り相手の思考を見透かした時の顔だ。

「…私はこんなの似合わないわよ。きっと。」

「いえいえ、似合うと思いますよ。」

まぁ着させてもらいますけど、と受け取ったケープを羽織る。

「ほら、可愛いです。」

「…とりあえず、プレゼントについてだけはお礼を言っておくわ…。」

さとりはまた先ほどの微笑みを浮かべる。「本当はちょっと嬉しいくせに」と、その笑顔は言っていた。

新説・すわパル語り

すわパルというものをこの前考えついてしまったのである(多分探せばあるんでしょうけど)。
いわずともがな、諏訪子×パルスィである。


どういうことなの・・・・・・


・発想の経緯。
諏訪子は崇り神(をコントロールできる神様)で畏れられつつも信仰されていた神様。パルスィは橋を渡る人々を守る橋姫であると同時に嫉妬を操る"緑の眼をした魔物"。
どちらも畏れられると同時に人々を守っているわけですね。立場が似ている!
と、色々と作品を見ていたらそんな描写があったので考えついたのでありました。



発想してしまったら妄想するしかないよね!



・出会う経緯
お空との関係で地底とはそこそこ関係があるはず。お空のとこへ行く経緯(定期観察とか)で地底を通りかかってそこでちょびっと気になって・・・とか、お空が「神様!いつもお世話になってるしたまには地底を案内しますよ〜」とか言ってたら会ったりとか・・・そんなわけで諏訪子が地底に行ってそこで会うっていうのはなんとか考えられる・・・はず。逆にパルスィから出てくることはあまり考えられないですねww




・関係の発展
上記の通り、どちらも「畏れられる神」としての一面を持つため諏訪子が興味を持って絡んで・・・とか。ほのぼのもシリアスもどっちもできそうですね。むしろ諏訪子の気分次第なようなwww

「やぁやぁ橋姫」
「・・・また来たの?神様の割に随分お暇があるのね、妬ましい」
「いやぁ、私クラスの神ともなると自分でやることが少なくなっちゃってねぇ。まぁ貴女は橋姫とはいえまだ若輩みたいだし、橋守の仕事に勤しむがいいわ、ふふふ」
「・・・見た目はあんたの方がちっこいくせに…」


・・・みたいな、ほのぼのしたのとか。




「理解が欲しいかい?」
諏訪子がパルスィに近付き、帽子の影から丁度彼女の目が見えた。
「理解というのはね、対等な存在じゃないと出来ないことだ。ここに対等な存在はいるのかい。妖怪に、お前の気持ちがわかるのか。人間から妖怪になった者の気持ちがわかるとでも思うのか。」
幼い少女の姿をした崇り神が、いた。
「わからんよ。妖怪の過去しかない妖怪に、人間の過去を持つ妖怪の気持ちはね」
崇り神は冷酷に告げる。
「私の・・・神様の気持ちが神様しかわからなかったように、ね。」
畏れられていたのであろう崇り神の瞳に、一瞬だけ寂しさが見えた気がした。


…みたいな、崇り神モード全開の諏訪子とパルスィとのシリアス会話とか。




・言わせたいセリフ(というかシチュ)
「・・・や」
パルスィが後ずさる。
「あるお話では嫉妬をつかさどる悪魔は蛇の形をしているらしいよ」
ぺロリ、と諏訪子は舌を出す。餌を前にしたカエルのように。
「蛙に蛇が呑まれるというのも冗談が効いていて面白いとは思わないかい。橋姫。」
しかしその眼は、今まさに獲物を狩ろうとする蛇そのものであった。






こういうネチョい話を誰か書いてくれませんかね(白目




そんなわけで、どうでしょう。すわパル。

好きなカプをひたすら書くだけの簡単なお仕事

題名の通り。では行きます。
わかんなくなりそうだから作品順で。


大チル、めーさく、レミ咲、めーフラ、こいフラ、パチェまり、パチェこあ、ゆゆみょん、レティチル、らんちぇん、りんちぇん、ゆかれいむ、さくみょん、マリアリ、るーみすちー、けねもこ、リグ幽、うどみょん、えーてる、てゐレーセン、こまえーき、雛パル、にとまり、あやもみ、さなすわ、かなすわ、チルすわ、すわパル、ヤマキス、ヤマパル、パルキス、勇パル、勇萃、さとパル、りんさと、りんくう、さとこい、天空、いくてん、ナズ星、ムラいち、星聖、聖ぬえ、あやはた、こーまり



…こんなもんか…?なんかもっといろいろ考えてた気がする…。
恋愛感情ありきのカップル的な意味で好きなものから、コンビとして好きなものまで色々と。

特に好きなもの…はまた今度語りませう。